もう10年ぐらいまえから、外出先から自宅のエアコンの電源を入れることについての計画がありました。この度やっと着手し、一応の完成を見たのでここに書いていきます。
きっかけは次の記事を読んだことです。
iモードから自宅のエアコンなどを管理できる「留守モード」
ここに、
電源のON/OFFなどをエアコンと通信する際には、リモコンのように赤外線通信で行なうのではなく、「あまり知られていないが、多くのエアコンに装備されている」(担当者)という“HA端子(JEM-A規格)”を通じて行なわれる。
と、書かれています。これを見た瞬間に、「これは使える!」と思ったものです。
しかし、HA端子の詳細な仕様や、肝心の自宅エアコンのどこにHA端子があるのか分からず、放置していました。
当時はエアコンが1台でしたが、引っ越して2台になり、その2台目を分解清掃していたところHA端子を発見したので、着手できた次第です。
ちなみにHA端子の詳細仕様は、「きっとこんな感じかな?」で作っています。流す電流値やパルス幅などが適当です。
システムブロック図は以下のようになります。
それぞれの要素は、その世界の人には基本的な事柄なのですが、広く薄くの知識が必要なので、すべてを理解して自作するのは難しいかもしれません。
何回かに分けて、ちょっとずつ説明していこうと思います。